この養成講座は、全米ヨガアライアンスが定める200時間の養成講座となります。
レベル1(100時間)とレベル2(100時間)で合計200時間を修了された方は、RYT200を申請していただけます。(RYTとは申請校で200時間を修了された方のことでRYSとはヨガアライアンス認定校という意味です)
RYT300に関しましては申請予定ですが、RYT200を修了された方が対象となります。その場合はどのRYSで修了されていてもご参加頂けます。
レベル1のみの受講でも、ティーチングに必要な内容となっていますので、お友達や家族に伝えたり、また、ご自身の練習としても役立ちます。
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ヨガを教える人の数は年々増していき、いろいろなヨガという名前のエクササイズも様々です。
そして、インターネットというとても便利なツールでいろいろと情報は入ってきますし、調べることもできます。その情報過多がゆえにヨガやヨーガという言葉や意味の混乱があるように思います。そもそもヨーガとは何なのでしょうか。
ヨガですか?ヨーガですか?
まずはポーズをとり体を動かしたり、呼吸法を練習することを体験していくと思います。
そして、いろいろな情報をインターネットや本などからヨガに関する内容を知っていくこととなりますよね。
アーサナ(ポーズ)を取り、呼吸をコントロールしてエネルギーを循環させることのヨガなのか、感覚器官のリラックスとか癒しだったり、スピリチュアルな言葉の表現のファンタジーだったり、精神論や超自然力のことに繋げ研ぎ澄ますことなのかとかのいろいろな表現があり、結局どう理解したら良いのかわからなかったです。
私もそうでした。
ポーズをとることがヨガだと、大抵の方はそのように受け止めていると思います。
それもそうですが、ライフスタイルのこともヨーガと言われます。
秩序のもとに成り立っている世界、ダルマに沿った選択をする行いをしていくライフスタイルのことです。
そもそもヨーガというのは手段であり道具です。
何の為の手段や道具なのかというと、目的は一つで誰もが求める物、「幸せ」ですよね。
その幸せとは何でしょうか?
身体を扱ったヨガとライフスタイルのヨーガ、その違いは何でしょうか。
それをこの養成講座でその違いをお伝えできればなと思います。
混乱したものが解決され、自分のすべきことや伝える立場を選択されたのでしたら、修了されてからも、何を学び何を練習すれば良いのかも理解していけるように。
古典的なヨーガをはじめ、欧米から発展した現代ヨガなど様々で、自分の求めるものや好みで選択すると思います。何を選択しようが自由です。
自由は自由でも、自分の好きなようにするという自由ではないのは確かですが。
今はどなたでも指導者になれるのですから、自分が何を知りたいか、どのような目的かをまずはっきりしないと何でも良くなってしまい、さらに混乱してしまいませんか。
指導者として必要なのは何でしょうか。アーサナもクラスで教えるのですから、安全に指導することは当たり前です。
そして何よりも、それを伝えるのであるならば、人として成長していくことも大切ではないでしょうか。伝えるということを選択されたのでしたら、それを混乱のないように学んだり練習は自分自身で必要な事ですよね。
ヨーガの世界観も知る必要があります。
アーサナは私達の身体にいろいろな恩恵を与えてくれます。
その副産物として活力や感情をコントロールしていけるようになれたり、物事を客観的にみる練習にもなります。
心地よければなんでも良いというのも確かにありますが、そこに成長はあるのでしょうか。
いくら、体を鍛えたり柔軟性を高めても、自分の心が育てていけるかというとそれは疑問です。こちらを参照ください。
アーサナの完成を求めることが目的になってしまっては結果の為の行いとなってしまい、結果に左右され振り回されてしまいます。
そして、「結果を求めてはいけない」とよく言われますが、その背景にはどのようなことを言っているのかを考えられなければ、意味がないように思います。
結果ではないけれど、結果があるからこそ、その目的に対して努力をしていけるのであり、その努力や忍耐などの過程がすでに成功と言われることの理解も大切です。
ヨーガの語源でもある繋げるはどういうことなのかも考える機会がないと、混乱してしまいます。
そこがクリアーにならないと物事の捉え方、あり方、ありのままのことを受け入れることも、何を練習して何故練習するのかもわからないのではないでしょうか。
ですので、体は体としてケガをしない、安全な使い方や、一人一人骨格は違うのですから、アーサナの取り方に必要な知識を学んで、その使い方を練習をしていきます。そこには、客観的に見る練習ともなります。気付きです。体も心も気付きは大事です。
体の使い方、アーサナの取り方の解剖学では、理学療法士でもありヨガインストラクターでもある中村尚人先生としんのすけ先生の3A's(アーサナ・アナトミカル・アプローチ)をベースとした原理を取り入れ、解剖学的な視点に基づき、安全で個人の体の特性に合ったどの流派にもとらわれないアーサナの取り方を教わります。
その担当講師として、3A'sを学び理解されている講師をお招きします。
ヨーガ哲学といわれるトピックでは、ヨガの種類やグループ、ヨーガというライフスタイルの意味、何よりもダルマやカルマヨーガという意味の理解はとても大切な部分です。
そこをしっかりと理解していくことは、今後、仕事なり家庭生活など、人と関わり、周りと関わることの理解が出来ます。
一番大切な部分です。その理解が深まれば、その時のその立場でのすべき事はおのずと決まってくるので、何を選択すればよいかもクリアーになっていけると思います。
そして、ヨーガというライフスタイルは人としての成長の為なので、行いを通して自分を成長してく為にカルマヨーガの理解が必要ということになります。
そのライフスタイルをヴェーダーンタの教えでは、ヨーガと言います。
そして、ヴェーダーンタの教えでもあるバガヴァッド・ギーターはカルマヨーガとはどういうことかも教えています。
ヴェーダーンタという教えは、自分の為の勉強ですので、インストラクターになりたいと思う方の養成講座には必要ではないのですが、カルマヨーガの理解は大切ですので、バガヴァッド・ギーターの3章、6章からカルマヨーガを見ていきます。
体を扱ったヨガとライフスタイルとしてのヨーガの意味がごっちゃになってしまって無理矢理、体と心を繋げようとして、混乱するように思います。
この違いを説明するような内容があれば、ヨガやヨーガという意味もクリアーになり、より楽しく、ヨガやヨーガという理解のもと楽しめるのではないでしょうか。
ですので、ヤンララの養成講座では、これらを教わり、これからの学びのスタートのお手伝いができればと思います。
家族や友達とヨーガを楽しみたい、幸せとは何なのかが気になり始めた、ヨーガというライフスタイルを知りたい、さらにヨーガが何か?を知りたい方はこの機会にご検討してみてください。
ヨーガを怪しいとか、鍛錬とか、なんとなく難しくとらえていた見方は、実は勘違いで、誰もが知りたい、誰もが幸せでありたい、それはすでにあるものですので、それを学ぶ準備となりますように。
わからない点や詳しく養成講座の内容とかも、ご説明いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
日程、お支払いなどのご相談などもいたします。
もろもろの事情ですべての日程の参加が難しい場合はご相談ください。
レベル1
自分の練習やクラスで指導する基本を学んでいきます。
解剖学では、中村尚人先生、しんのすけ先生の3A's(アーサナ・アナトミカル・アプローチ)をベースに、入門や初級クラスに対応したアーサナの基本的なアライメントやアジャスティング、そして、プロップを使って、その効果を学んでいきます。
アジャスティングでは正しいアライメントを知っていないと逆にケガをさせてしまう危険性もありますので、しっかりアーサナの理解を深める練習をしていきます。
基本のクラス構成、マタニティークラスやシニアのクラス構成など、それぞれのポーズでの体の使い方や、注意点などの基本を学び、自身の練習だったり、教え方のポイントなどを学んでいきます。
ヨーガの意味や種類、ライフスタイルとしてのヨーガの理解。
レベル2
レベル1で学んだことの応用と、解剖学では3A's(アーサナ・アナトミカル・アプローチ)をベースとしたアーサナの関節や胸椎と肩甲骨の関係などを教わり、自分の体でしっかり使えるように練習していき、さらに自分にアーサナを合わせる方法、個人の骨格に合わせて指導できるように学んでいきます。
クラスのシークエンスのバリエーション。
チャンティングでは音の出し方、いくつかのシュローカのチャンティング。
ジャパ瞑想の実践。
ヨーガ哲学といわれるトピックでは、人として成長していく為には、カルマヨーガという理解が大切ですので、それをバガヴァッド・ギーターの3章と6章で見ていきます。
6章は瞑想がトピックですが、前半にカルマヨーガも教えていますので、瞑想と一緒に見ていきます。
そしてブラフマンやマーヤ、アートマーなどのサンスクリット語で表現される言葉の意味を理解していけるよう学んでいきます。
この教えには伝統的な方法論で教わることが大切ですので、それを理解されている先生が教えてくださいます。なぜなら、自分の今までの価値観で捉えるから混乱を起こしてしまうからです。
このヨーガ哲学のトピックは養成講座の方の為ではなく、バガヴァッド ギーターやヨーガという意味を知りたいという方はどなたでもご参加頂けます。
TTC レベル2
開催日時:2019年6月~10月の間で10日間
6月29,30日(土日)、7月27,28日(土日)、8月24,25日(土日)、
9月22,23日(土日)、10月26,27日(土日)
*6月から10月までの毎月1回、週末の土曜、日曜開催で計10日間(100時間相当)となります。全ての日程の参加が大切ですが、仕事の都合などで、難しい場合はご相談ください。
①9:30~10:30 プラーナヤーマの実践とガイド
②10:50~12:20 指導法や論理観
12:20~13:20 ランチタイム(自由)
③13:20~14:50 アーサナの組み方、アジャスティング、プロップのスキルなど
④15:10~16:40 アーサナ
⑤17:00~18:00 ヨーガの意味など
⑥18:00~18:30 サットサンガ(質問など)
講義の内容は例えであり、講師によって変更となります。
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場所: ヤンララスタジオ@Kanazawa
石川県金沢市玉鉾2-397-2F
受講料: ¥185,000(お支払いの分割などはお気軽にご相談ください)
特別早割り(1月までにお申込みお支払完了)¥165,000
リテイク料 92,500(今回のレベル2は適用されません)
上記の参加費には、トレーニング費、教材費、ジャパマーラ(レベル1)、修了証が含まれます。
持ち物: ヨガマット(レンタルもいたします)動きやすいウエア、汗ふきタオル、筆記用具、ヨガブロック2個、ヨガベルト、カメラ、お水等、必要と思われる物は、ご自由にご持参下さい。
講師:
Akemi
ヤンララ主宰
2009年より完全に拠点を石川県に移し、いつのまにかインストラクターも始める。
同年7月よりyanglalah(ヤンララ)を小松市に開設し、同年11月に現在のヤンララヨーガスタジオ@Komatsuとしての場所を設ける。
そして、ヨーガを知りたいという方と、それを教えてくださる先生達の場所を、少しでもお手伝いができればという思いから、その思いを理解してくださる方にも恵まれ、2016年12月に@Kanazawaをオープンし現在に至る。
・2009年、全米ヨガアライアンスRYT500(ヨガ アーツ) 修了 E-RYT500
Muktih(ムクティ先生)
特別講師、バガヴァッド・ギーターの教え
インド・タミルナ−ドゥ州にある伝統的にヴェーダーンタの教えを継承するArsh Vidya Gurukulamで生活をしながら、恩師Pujya Swami Dayanada Sarasvati jiのもとでヴェーダーンタ(バガヴァッドギータ、ウパニシャッド、ブランマスートラ)、サンスクリット語(パーニニ式)とチャンティングを学ぶ。恩師の意を引き継ぎ、これらの叡智を共有する活動に従事している。
「ムクティ」とは恩師Pujya Swami Dayanada Sarasvati jiから頂いたサンスクリット語の名前で「モークシャ(究極の自由)であること」の意
*ムクティ先生の講座は養成講座だけではなく、ギーターを知りたい、聞きたい、学びたい方はどなたでもご参加頂けます。
Kota
解剖学担当講師
*Yoga Synergy(レベル2)正式指導者(全米ヨガアライアンス 200時間修了)
*Yoga Synergy Online Course 【Anatomy & Physiology of Yoga】 【Advanced Yoga Fundamentals】修了
*3A'sアーサナ・アナトミカルアプローチ レベル1・2修了
ヨガ実践歴10年。カナダに大学留学したのをきっかけに、日本人のルーツとしての東洋思想や東洋医学に興味を持つ。 帰国後、解剖学や生理学などの西洋の知恵とヨガなどの東洋の知恵 が融合したヨガシナジーに出会い、学び始める。
2015 年にヨガシナジー創始者のSimon Borg OlivierとBianca Machilissから直接,正式指導資格を取得。中村尚人氏としんのすけ氏から直接, 3A’s(アーサナアナトミカルアプローチ)を師事。関東を中心にヨガスタジオやフィットネスクラブでフリーインストラクターとして活動中。
とても勉強されている講師であり、今後の活躍が楽しみな先生です。
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